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ネットワークスペシャリスト平成21年秋期 午前Ⅱ 問8
問8
DHCPを用いるネットワーク構成で,リレーエージェントが必要になるのは,ネットワークにどの機器が用いられている場合か。
- スイッチングハブ
- ブリッジ
- リピータ
- ルータ
- [出題歴]
- ネットワーク R1秋期 問7
- ネットワーク H18秋期 問44
分類
テクノロジ系 » ネットワーク » データ通信と制御
正解
エ
解説
DHCPにおけるIPアドレス割り当てでは、クライアント端末のIPアドレスが未定である関係でブロードキャストパケットを使用して通信を行います。
企業や学内などの規模の大きなネットワークでは複数のセグメントをルータで接続しますが、これらのネットワークを1つのDHCPサーバで管理しようとすると、ルータがブロードキャストパケットを中継しない(ルータの外側はブロードキャストドメイン外)ためDHCPクライアントとDHCPサーバが通信できない問題が生じます。
これを解決するのがDHCPリレーエージェントです。
したがってリレーエージェントが必要になるのはネットワークにルータが用いられる場合です。
リレーエージェントを用いてDHCPメッセージをやり取りする流れは以下のようになります。
企業や学内などの規模の大きなネットワークでは複数のセグメントをルータで接続しますが、これらのネットワークを1つのDHCPサーバで管理しようとすると、ルータがブロードキャストパケットを中継しない(ルータの外側はブロードキャストドメイン外)ためDHCPクライアントとDHCPサーバが通信できない問題が生じます。
これを解決するのがDHCPリレーエージェントです。
したがってリレーエージェントが必要になるのはネットワークにルータが用いられる場合です。
リレーエージェントを用いてDHCPメッセージをやり取りする流れは以下のようになります。
- IPアドレスの割り当てを要求するDHCPクライアントは、DHCPメッセージをブロードキャストする。
- リレーエージェントはDHCPメッセージを受信すると、その内容を取り出しユニキャストでDHCPサーバに転送する。
- DHCPサーバは、それを受信するとユニキャストでリレーエージェントに送信する。
- リレーエージェントはDHCPメッセージを受信すると、その内容を取り出しブロードキャストでDHCPクライアントに転送する。