平成21年秋期試験問題 午前Ⅱ 問8
正解 エ問題へ
分野 :テクノロジ系
中分類:ネットワーク
小分類:データ通信と制御
中分類:ネットワーク
小分類:データ通信と制御
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解説
DHCPにおけるIPアドレス割り当てでは、クライアント端末のIPアドレスが未定である関係でブロードキャストパケットを使用して通信を行います。
企業や学内などの規模の大きなネットワークでは複数のセグメントをルータで接続しますが、これらのネットワークを1つのDHCPサーバで管理しようとすると、ルータがブロードキャストパケットを中継しない(ルータの外側はブロードキャストドメイン外)ためDHCPクライアントとDHCPサーバが通信できない問題が生じます。
これを解決するのがDHCPリレーエージェントです。
したがってリレーエージェントが必要になるのはネットワークにルータが用いられる場合です。
リレーエージェントを用いてDHCPメッセージをやり取りする流れは以下のようになります。
企業や学内などの規模の大きなネットワークでは複数のセグメントをルータで接続しますが、これらのネットワークを1つのDHCPサーバで管理しようとすると、ルータがブロードキャストパケットを中継しない(ルータの外側はブロードキャストドメイン外)ためDHCPクライアントとDHCPサーバが通信できない問題が生じます。
これを解決するのがDHCPリレーエージェントです。
したがってリレーエージェントが必要になるのはネットワークにルータが用いられる場合です。
リレーエージェントを用いてDHCPメッセージをやり取りする流れは以下のようになります。
- IPアドレスの割り当てを要求するDHCPクライアントは、DHCPメッセージをブロードキャストする。
- リレーエージェントはDHCPメッセージを受信すると、その内容を取り出しユニキャストでDHCPサーバに転送する。
- DHCPサーバは、それを受信するとユニキャストでリレーエージェントに送信する。
- リレーエージェントはDHCPメッセージを受信すると、その内容を取り出しブロードキャストでDHCPクライアントに転送する。
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