平成22年秋期試験問題 午前Ⅱ 問13
問13解説へ
RSVPの説明として,適切なものはどれか。
- IPネットワークにおいて,ホスト間通信の伝送帯域を管理するためのプロトコルである。
- LANシステムにおいて,物理的なケーブルやノードの接続形態に依存せず,ノードを任意に論理的なグループに分ける技術である。
- PPPによるデータリンクを複数束ねることができるように拡張したプロトコルである。
- リモートアクセスを利用する利用者の認証を行うためのプロトコルである。
正解 ア問題へ
分野 :テクノロジ系
中分類:ネットワーク
小分類:通信プロトコル
中分類:ネットワーク
小分類:通信プロトコル
広告
解説
RSVP(Resource Reservation Protocol)は、IPネットワークにおける特定の通信に対して通信品質を確保するためのプロトコルです。RSVPでは、受信ホストから送信ホストに制御パケットを送信することで、品質確保の対象とする通信が経由する全てのルータに対して制御設定を行います。この制御設定をもとにルータがその通信のパケットを識別し処理できる仕組みになっています。
通信品質の確保は、特に音声や動画などのリアルタイム性が重要視される通信サービスで求められています。
通信品質の確保は、特に音声や動画などのリアルタイム性が重要視される通信サービスで求められています。
- 正しい。RSVPの説明です。
- VLANの説明です。
- MLPPP(Multi Link Point to Point Protocol)の説明です。
- RSVPは認証を行うプロトコルではありません。リモートアクセスでの認証には、PAP、CHAP、RADIUSなどのプロトコルが使用されます。
広告