令和4年午後2問5-(3)について
初心者さんさん
(No.1)
「通信品質への影響を考慮して、フローモードを選択することにした」に対しての問いの「フローモードの方が通信品質への影響が少ないと判断した理由を…」の解答が「フローモードはパケット到着順序の逆転が起こりにくいから」とあります。
これはなぜでしょうか?
フローモードは送信元IPと宛先IPアドレスからハッシュ値を計算して経路選択を行うため経路が固定化されるとネットにありましたが、
送信元から宛先までの経路が複数あるなら送信元IPと宛先IPでハッシュ値を求めても意味がない気がするのですが。
例えば、本社のL2S11に接続されているパソコンからデータセンタのサーバセグメントまでの経路は以下の2つがあると思います。
PC→L2SW11→L3SW→L2SW13→M社広域イーサネット→L2SW34→L3SW→サーバセグメント
PC→L2SW11→L3SW→L2SW114→N社広域イーサネット→L2SW35→L3SW→サーバセグメント
送信元にPCのIPアドレスが、宛先にサーバセグメントにある業務サーバのIPアドレスが設定されている場合、
ハッシュ値によって経路選択は不可能な気がします。
これはなぜでしょうか?
フローモードは送信元IPと宛先IPアドレスからハッシュ値を計算して経路選択を行うため経路が固定化されるとネットにありましたが、
送信元から宛先までの経路が複数あるなら送信元IPと宛先IPでハッシュ値を求めても意味がない気がするのですが。
例えば、本社のL2S11に接続されているパソコンからデータセンタのサーバセグメントまでの経路は以下の2つがあると思います。
PC→L2SW11→L3SW→L2SW13→M社広域イーサネット→L2SW34→L3SW→サーバセグメント
PC→L2SW11→L3SW→L2SW114→N社広域イーサネット→L2SW35→L3SW→サーバセグメント
送信元にPCのIPアドレスが、宛先にサーバセグメントにある業務サーバのIPアドレスが設定されている場合、
ハッシュ値によって経路選択は不可能な気がします。
2024.02.24 16:08
hisashiさん
★NW ゴールドマイスター
(No.2)
ご質問の意図がくみ取れていなかったら申し訳ありません。
使用PC1台(1IPアドレス)、業務サーバ1台(1IPアドレス)のみなら、経路選択の意味がないとは思いますが、PCが複数台の構成では、少なくとも台数分のハッシュ値が生成されるので、複数経路の意味を成すを思いますが、違いますでしょうか?
パケットモードの場合、一方の広域網に遅延が発生すると他方の広域網が高速でも遅い広域網の経由でパケットの処理を待たされるので結果的に非効率になります。
使用PC1台(1IPアドレス)、業務サーバ1台(1IPアドレス)のみなら、経路選択の意味がないとは思いますが、PCが複数台の構成では、少なくとも台数分のハッシュ値が生成されるので、複数経路の意味を成すを思いますが、違いますでしょうか?
パケットモードの場合、一方の広域網に遅延が発生すると他方の広域網が高速でも遅い広域網の経由でパケットの処理を待たされるので結果的に非効率になります。
2024.02.24 23:55
初心者さんさん
(No.3)
解説ありがとうございます。
すみません、質問が遠回りなっておりました。
本文に「送信元IPアドレスと宛先IPアドレスからハッシュ値を計算して経路選択を行う」とありますが、ハッシュ値を使って経路を選択できる仕組みが理解できてできていない状況です。
例えばPCからサーバに通信する際の経路が3つ(便器上、A、B、Cとします)ある場合、送信元のIPアドレスと宛先IPアドレスからハッシュ値を計算したとして、3つある経路A、B、Cのうち一つをどうやって選択しているのかが分かっておりません。
また、フローモードで経路を固定した場合、ECMP本来のメリットを得ることができていないのでは?と思っております。
ECMPは同じコストの経路が複数あった場合に、パケットを複数経路に分割して送信することでネットワークのパフォーマンスと効率を向上させることができると理解しております。
経路を固定化してしまうと一つの経路でのやりとりになるのでECMPを導入する必要がない気がしております。
すみません、質問が遠回りなっておりました。
本文に「送信元IPアドレスと宛先IPアドレスからハッシュ値を計算して経路選択を行う」とありますが、ハッシュ値を使って経路を選択できる仕組みが理解できてできていない状況です。
例えばPCからサーバに通信する際の経路が3つ(便器上、A、B、Cとします)ある場合、送信元のIPアドレスと宛先IPアドレスからハッシュ値を計算したとして、3つある経路A、B、Cのうち一つをどうやって選択しているのかが分かっておりません。
また、フローモードで経路を固定した場合、ECMP本来のメリットを得ることができていないのでは?と思っております。
ECMPは同じコストの経路が複数あった場合に、パケットを複数経路に分割して送信することでネットワークのパフォーマンスと効率を向上させることができると理解しております。
経路を固定化してしまうと一つの経路でのやりとりになるのでECMPを導入する必要がない気がしております。
2024.02.25 12:50
hisashiさん
★NW ゴールドマイスター
(No.4)
フローモードによる計算されたハッシュ値と経路選択の関連付けは、おそらくベンダ固有の方法だと思いますが、具体的な方法は、私も存じておりません。
パケットを複数経路に分割する利点については、おそらく、経路数に対し少数人での利用を想像されていると思います。
例えば、1PCのみで通信すれば、複数の経路分、帯域を独占できるので分割して送信する意味はあると思います。
しかし、通信経路数に対し利用者数が圧倒的多数の構成の場合、他の通信の混在により帯域を独占できないので、複数に分割してもパフォーマンス向上は望めないと思います。
パケットモードの問題点については、訂正いたします。
IPAの解答のとおり、パケットの順序が入れ替わると、TCPによる再送が発生する恐れがあり、再送が発生すると効率が低下します。
※パケットの入れ替わりで先に届くべきパケットが未達であることは、受信側からのACKの伝達で送信側に判ります。同じ未達のパケットに対しこの通知回数が閾値を超えると送信側は、パケットロスと判断し、当該パケットを再送します。
パケットを複数経路に分割する利点については、おそらく、経路数に対し少数人での利用を想像されていると思います。
例えば、1PCのみで通信すれば、複数の経路分、帯域を独占できるので分割して送信する意味はあると思います。
しかし、通信経路数に対し利用者数が圧倒的多数の構成の場合、他の通信の混在により帯域を独占できないので、複数に分割してもパフォーマンス向上は望めないと思います。
パケットモードの問題点については、訂正いたします。
IPAの解答のとおり、パケットの順序が入れ替わると、TCPによる再送が発生する恐れがあり、再送が発生すると効率が低下します。
※パケットの入れ替わりで先に届くべきパケットが未達であることは、受信側からのACKの伝達で送信側に判ります。同じ未達のパケットに対しこの通知回数が閾値を超えると送信側は、パケットロスと判断し、当該パケットを再送します。
2024.02.25 22:51
初心者さんさん
(No.5)
解説ありがとうございます。
一人で通信することばかりに頭がいっていました。
一人で通信することばかりに頭がいっていました。
2024.02.27 21:35
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