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ネットワークスペシャリスト平成30年秋期 午前Ⅱ 問5
問5
インターネットにおいて,AS(Autonomous System)間の経路制御に用いられるプロトコルはどれか。
- BGP
- IS-IS
- OSPF
- RIP
- [出題歴]
- ネットワーク R3春期 問8
- ネットワーク R4春期 問3
分類
テクノロジ系 » ネットワーク » 通信プロトコル
正解
ア
解説
ルーティングプロトコルは、自律システム(Autonomous System:AS)内部で使用されるIGPと、AS間の接続に使用されるEGPに大別できます。
- IGP(Interior Gateway Protocol)
- RIP、OSPF、IS-IS、EIGRPなど
- EGP(Exterior Gateway Protocol)
- BGP、狭義のEGPなど
- 正しい。BGP(Border Gateway Protocol)は、現在のインターネットにおいて、ISPなどの相互接続時に、お互いの経路情報をやり取りするために使われる経路制御プロトコルです。BGPは、一般的に2つ以上のASに接続する場合に必要となります。
- Intermediate System to Intermediate Systemの略。AS内の経路制御を行うルーティングプロトコルです。OSPFと同様にリンクステート型です。
- Open Shortest Path Firstの略。主に中規模から大規模ネットワーク向けのリンクステート型のルーティングプロトコルです。OSPFはAS内部で使用されます。
- Routing Information Protocolの略。主に小規模ネットワークで使用されるルーティングプロトコルです。 RIPはAS内部で使用されます。