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ネットワークスペシャリスト平成26年秋期 午前Ⅱ 問22
問22
メモリインターリーブの説明として,適切なものはどれか。
- 主記憶と外部記憶を一元的にアドレス付けし,主記憶の物理容量を超えるメモリ空間を提供する。
- 主記憶と磁気ディスク装置との間にバッファメモリを置いて,双方のアクセス速度の差を補う。
- 主記憶と入出力装置との間でCPUとは独立にデータ転送を行う。
- 主記憶の連続したアドレスを複数のブロックに分けて,並列的にアクセスすることでアクセスを高速化する。
- [出題歴]
- ネットワーク H16秋期 問2
分類
テクノロジ系 » コンピュータ構成要素 » メモリ
正解
エ
解説
メモリインターリーブは、物理上はひとつである主記憶領域を、同時アクセス可能な複数の論理的な領域(バンク)に分け、それぞれのバンクに対してデータの読み書きを並列で行うことにより、メモリアクセスの高速化を図る技術です。メモリインターリーブでは、奇数アドレスはバンク1、偶数アドレスはバンク2というように、連続したアドレスを複数のバンクに割り振っていきます。通常は、連続するアドレスに次々とアクセスされることが多いため、見かけ上並列アクセスしているようになり、実効アクセス時間が短くなります。「主記憶に並列アクセス」ときたらメモリインターリーブです。
- 仮想記憶の説明です。
- ディスクバッファの説明です。
- DMA制御方式の説明です。
- 正しい。メモリインターリーブの説明です。