ネットワークスペシャリスト平成23年秋期 午前Ⅰ 問1

問1

式A+B×Cの逆ポーランド表記法による表現として,適切なものはどれか。
  • +×CBA
  • ×+ABC
  • ABC×+
  • CBA+×
  • [出典]
  • 応用情報技術者
    平成23年秋期 問2と同題

分類

テクノロジ系 » 基礎理論 » 情報に関する理論

正解

解説

逆ポーランド表記法(後置表記法)は、演算子を被演算子の右側に記述する表記法です。

通常の式を逆ポーランド表記法で表現するための基本は、「A+B」を「AB+」に変換することです。この変換を、1度変換が完了した部分を1つの項とみなすことに注意しながら、普通に計算式を解くのと同じ順番で行っていくことで逆ポーランド表記法の式になります。なお、変換を行う優先順位は通常の計算式と同様に、括弧内"()"→積商算(×÷)→和差算(+-) の順番です。

最初に「B×C」の部分を変換します。
 A+B×C → A+BC×

次に「BC×」を1つの項とみなして「A」との+演算部分を変換します。
 ABC× → ABC×+

以上で式A+B×Cの逆ポーランド表記法への変換が完了します。よって正解は「ウ」です。
© 2015-2024 ネットワークスペシャリストドットコム All Rights Reserved.

Pagetop