ネットワークスペシャリスト 試験情報＆徹底解説

図2から下に書かれている、各スイッチのポートの状態遷移がイメージできませんでした…。
表3では代替ポートはルートポートになるポート、と記載があるのですが遷移の流れの記載では指定ポートになっていたりしていて混乱しています。
どこのポートがどのタイミングでどう切り替わるのか、教えていただける方いましたら大変助かります…。

表3の役割は、代替ポートを持つスイッチのルートポートがダウンした場合を示しています。
図2以降のポートダウンは、代替ポートを持たないスイッチAで発生しているため、スイッチBのポート遷移は、表3の説明とは異なります。
ポートの遷移については、図2以降の(1)～(3)の状態の方を正としていただければと思います。(表3が間違いではなく該当しないという意味で)

RSTPには、STPのような再計算時間もなく、代替ポートを持つスイッチでルートポートがダウンすると、即座に代替ポートがルートポートになります。
ちなみに、バックアップポートはSWのループ構成の1つのスイッチにリピータハブと2本のLAN線で接続するケースで役割を持ちますので、今回のケースでは該当しません。

(RP):ルートポート
(DP):代表ポート
(AP):代替ポート
(xx):リンクダウン

・平常時

スイッチA(RP)---(DP)スイッチR(DP)--(RP)スイッチB
スイッチA(DP)---(AP)スイッチB

・スイッチA～スイッチR間ダウン

スイッチA(RP)--X--(DP)スイッチR(DP)--(RP)スイッチB
スイッチA(DP)---(AP)スイッチB
↓
P6(1)(2)(3)を経て
↓
スイッチA(xx)--X--(xx)スイッチR(DP)--(RP)スイッチB
スイッチA(RP)---(DP)スイッチB

ありがとうございます、理解できました。わかりやすい解説助かりました…！