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平成27年度午後2 問2 設問1について [0417]
多浪くんさん(No.1)
平成27年度午後2 問2 設問1の空欄bについて
空欄bに入る数値はわかるのですが、それ以後の問題文の内容が理解できません。
どなたかご教授いただけますでしょうか。
問題文
CGNでは、【b:16】ビットで構成されているTCP/UDPポート番号を複数の顧客に分配するので、(-中略-)そこで、仮に1顧客に割り当てるポート数を10,000に設定したとすると、インターネット接続サービスで使用するグローバルIPアドレスを約1/6に削減できる。
なぜ、1顧客に割り当てるポート数を10,000に設定すると、グローバルIPアドレスを約1/6に削減できるのでしょうか。
空欄bに入る数値はわかるのですが、それ以後の問題文の内容が理解できません。
どなたかご教授いただけますでしょうか。
問題文
CGNでは、【b:16】ビットで構成されているTCP/UDPポート番号を複数の顧客に分配するので、(-中略-)そこで、仮に1顧客に割り当てるポート数を10,000に設定したとすると、インターネット接続サービスで使用するグローバルIPアドレスを約1/6に削減できる。
なぜ、1顧客に割り当てるポート数を10,000に設定すると、グローバルIPアドレスを約1/6に削減できるのでしょうか。
2024.03.27 06:02
hisashiさん(No.2)
★NW ゴールドマイスター
CGNは1つのGIPを複数の顧客宅「CPEのWAN側IPアドレス」(シェアードアドレス)で共有する構成です。同一のGIPを複数の顧客で共有する場合、CGN装置配下の顧客は、GIPの送信元ポートで識別されます。
(例えば、顧客Aは、GIP1の送信元ポート2001~12000を使用、顧客BはGIP1の送信元ポート2001~12000を使用・・など
送信元ポートを分配することで、1つのGIPを区別し、複数の顧客で共有しています。)
GIPの送信元ポートに割り当て可能なポート総数は、65536(16ビット)からウェルノウンポートを差し引いても、6万ポート以上あります。1顧客あたり10000ポートとすると、6顧客(約6万÷10000ポート=6)で1つのGIPで共有できるため、実質1/6のGIPの使用数で済みます。
(例えば、顧客Aは、GIP1の送信元ポート2001~12000を使用、顧客BはGIP1の送信元ポート2001~12000を使用・・など
送信元ポートを分配することで、1つのGIPを区別し、複数の顧客で共有しています。)
GIPの送信元ポートに割り当て可能なポート総数は、65536(16ビット)からウェルノウンポートを差し引いても、6万ポート以上あります。1顧客あたり10000ポートとすると、6顧客(約6万÷10000ポート=6)で1つのGIPで共有できるため、実質1/6のGIPの使用数で済みます。
2024.03.27 23:46
多浪くんさん(No.3)
わかりやすく説明していただきましてありがとうございます。
持っている過去問の解説では、あまり触れられていなかったので、
本当に助かりました。とても勉強になりました。
ありがとうございました。
本番までもう少し頑張ります。
持っている過去問の解説では、あまり触れられていなかったので、
本当に助かりました。とても勉強になりました。
ありがとうございました。
本番までもう少し頑張ります。
2024.03.28 06:21