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令和元年午後1の問1のカのラインについて [0253]
ゆきちさん(No.1)
令和元年午後1の問1の「カ」のラインなのですが、何のためにあるのでしょうか。
OSPFでVRRPのアドバタイズメントパケットは、「キ・ク・ケ」のラインを通っているようなので。
もし、コアルーターの「エとオ」のどちらかのラインが切れたとしても、「ケ」のトランクラインを通れば、「エとオ」ラインに到達できる気がするのです。
そうなると、「カ」のラインの必要性がわからないのです。
お分かりになる方がおられましたら、お教え願えませんでしょうか
OSPFでVRRPのアドバタイズメントパケットは、「キ・ク・ケ」のラインを通っているようなので。
もし、コアルーターの「エとオ」のどちらかのラインが切れたとしても、「ケ」のトランクラインを通れば、「エとオ」ラインに到達できる気がするのです。
そうなると、「カ」のラインの必要性がわからないのです。
お分かりになる方がおられましたら、お教え願えませんでしょうか
2022.04.03 18:23
hisashiさん(No.2)
★NW ゴールドマイスター
この投稿は投稿者により削除されました。(2022.04.04 06:23)
2022.04.04 06:23
hisashiさん(No.3)
★NW ゴールドマイスター
https://www.nw-siken.com/bbs/0225.html
こちらで解説しておりますが、補足を追加いたします。
本問は、L3SWより下位(顧客側)は、VRRPで冗長、上位はOSPFで冗長するように分けてられています。
VRRPのオブジェクトトラッキングを使用すれば、カの線は不要になりますが、
今回は、VRRPのオブジェクトトラッキングを使用しない代わりに、OSPFの代替経路(カ)を
通して冗長性を保っているんだと思います。
VRRPアドバタイズメントパケットは、OSPFによるルーティングではなく、顧客用のVLANごとにマルチキャストで「キ・ク・ケ」を通っております。
こちらで解説しておりますが、補足を追加いたします。
本問は、L3SWより下位(顧客側)は、VRRPで冗長、上位はOSPFで冗長するように分けてられています。
VRRPのオブジェクトトラッキングを使用すれば、カの線は不要になりますが、
今回は、VRRPのオブジェクトトラッキングを使用しない代わりに、OSPFの代替経路(カ)を
通して冗長性を保っているんだと思います。
>OSPFでVRRPのアドバタイズメントパケットは、「キ・ク・ケ」のラインを通っているようなので。
VRRPアドバタイズメントパケットは、OSPFによるルーティングではなく、顧客用のVLANごとにマルチキャストで「キ・ク・ケ」を通っております。
2022.04.04 16:48
ゆきちさん(No.4)
hisashiさんありがとうございます。
よくよく考えてみたら、教えていただいた、
「上位はOSPFで冗長するように分けてられています。」
これなのですが、OSPFを何のために使うのかよくわからないのです。
冗長ということをおっしゃられていること、問題を見ると
「あー。なんとなく冗長化して経路を2本用意したいんだろうなー。」
っていうのはなんとなくわかるんですが、
「OSPFを設定しないと、どういった問題が起こるのか明確にわからず、すっきりしないのです。」
よくよく考えてみたら、教えていただいた、
「上位はOSPFで冗長するように分けてられています。」
これなのですが、OSPFを何のために使うのかよくわからないのです。
冗長ということをおっしゃられていること、問題を見ると
「あー。なんとなく冗長化して経路を2本用意したいんだろうなー。」
っていうのはなんとなくわかるんですが、
「OSPFを設定しないと、どういった問題が起こるのか明確にわからず、すっきりしないのです。」
2022.04.05 02:04
hisashiさん(No.5)
★NW ゴールドマイスター
ゆきちさん
恐らく、理解されていると思いますが念のために説明いたします。
L3SW1からコアルータへの経路は、(エ)と(カ)の2つがありますが、
ダイナミックルーティング(OSPF)の設定がされていないと、(エ)が
切断された時にL3SW1からISPに出るための代替ルート(カ)に切り替わりません。
※(エ)切断時にVRRPによる切り替わりがない場合を想定しています。
あとは、コアルータからL3SW配下の複数セグメントについても経路を知る必要があるため、
ダイナミックルーティング(OSPF)で学習するか、スタティックルートで書く必要があります。
しかし、上述と同様にコアルータ間、コアルータ~L3SWの複数経路になるため、ダイナミックルート(OSPF)でないとメイン経路に障害が発生しても代替ルートに切り替わらない問題が発生します。
ただ、VRRPのオブジェクトトラッキングの設定がなくとも、復路(戻りパケット)は、(カ)を通らないと思います。(カ)を使用する用途は他にもあるのかもしれません。
>「OSPFを設定しないと、どういった問題が起こるのか明確にわからず、すっきりしないのです。」
恐らく、理解されていると思いますが念のために説明いたします。
L3SW1からコアルータへの経路は、(エ)と(カ)の2つがありますが、
ダイナミックルーティング(OSPF)の設定がされていないと、(エ)が
切断された時にL3SW1からISPに出るための代替ルート(カ)に切り替わりません。
※(エ)切断時にVRRPによる切り替わりがない場合を想定しています。
あとは、コアルータからL3SW配下の複数セグメントについても経路を知る必要があるため、
ダイナミックルーティング(OSPF)で学習するか、スタティックルートで書く必要があります。
しかし、上述と同様にコアルータ間、コアルータ~L3SWの複数経路になるため、ダイナミックルート(OSPF)でないとメイン経路に障害が発生しても代替ルートに切り替わらない問題が発生します。
ただ、VRRPのオブジェクトトラッキングの設定がなくとも、復路(戻りパケット)は、(カ)を通らないと思います。(カ)を使用する用途は他にもあるのかもしれません。
2022.04.09 23:18
ゆきちさん(No.6)
hisashiさん
ダイナミックルーティング(OSPF)の設定がされていないと、(エ)が
切断された時にL3SW1からISPに出るための代替ルート(カ)に切り替わりません。
あっ。確かにそうですね。完全に頭から抜けておりました。
よく解説とかであるルーター4つをひし形につないで対向のルーターのNWに通信することを思い出して、すっきりしました。
コアルーターからの内側のLANを見た時も、教えていただいたように、スタティックかOダイナミックでないと「LANのNWも学習できないこと。経路が切りわからないこと。」が理解できました。
ありがとうございました。すっきりしました。
>L3SW1からコアルータへの経路は、(エ)と(カ)の2つがありますが、
ダイナミックルーティング(OSPF)の設定がされていないと、(エ)が
切断された時にL3SW1からISPに出るための代替ルート(カ)に切り替わりません。
あっ。確かにそうですね。完全に頭から抜けておりました。
よく解説とかであるルーター4つをひし形につないで対向のルーターのNWに通信することを思い出して、すっきりしました。
コアルーターからの内側のLANを見た時も、教えていただいたように、スタティックかOダイナミックでないと「LANのNWも学習できないこと。経路が切りわからないこと。」が理解できました。
ありがとうございました。すっきりしました。
2022.04.10 09:39
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