平成30年秋期試験問題 午前Ⅱ 問22
問22解説へ
ネットワークインタフェースカード(NIC)のチーミングの説明として,適切なものはどれか。
- 処理能力を超えてフレームを受信する可能性があるとき,一時的に送信の中断を要求し,受信バッファがあふれないようにする。
- 接続相手のNICが対応している通信規格又は通信モードの違いを自動的に認識し,最適な速度で通信を行うようにする。
- ソフトウェアでNICをエミュレートし,1台のコンピュータに搭載している物理NICの数以上のネットワークインタフェースを使用できるようにする。
- 一つのIPアドレスに複数のNICを割り当て,負荷分散,帯域の有効活用,及び耐障害性の向上を図る。
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分野 :テクノロジ系
中分類:ネットワーク
小分類:ネットワーク方式
中分類:ネットワーク
小分類:ネットワーク方式
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解説
NICチーミングは、コンピュータ(主にサーバ)に搭載されている複数のNICに同じIPアドレスを割り当てることで、論理的に1つのNICとして扱う技術です。単にチーミングとも呼ばれます。
2つのNICに与える役割によって、ロードバランシング、リンクアグリゲーション、フォールトトレランスという3種類の運用方式があり、それぞれ負荷分散、帯域の増加、耐障害性の向上を図ることができます。
2つのNICに与える役割によって、ロードバランシング、リンクアグリゲーション、フォールトトレランスという3種類の運用方式があり、それぞれ負荷分散、帯域の増加、耐障害性の向上を図ることができます。
- 全二重通信のフロー制御方式であるIEEE802.3xの説明です。IEEE802.3xでは、バッファとパケット流通量を常に監視し、受信バッファがあふれそうなときは、受信側から送信側にPause(ポーズ)パケットを送信することで、送信される量を抑制します。
- オートネゴシエーションの説明です。
- 仮想NICの説明です。
- 正しい。NICチーミングの説明です。
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