平成27年秋期試験問題 午前Ⅱ 問17
問17解説へ
無線LANにおけるWPA2の特徴はどれか。
- AHとESPの機能によって認証と暗号化を実現する。
- 暗号化アルゴリズムにAESを採用したCCMP(Counter-mode with CBC-MAC Protocol)を使用する。
- 端末とアクセスポイントの間で通信を行う際に,TLS Handshake Protocolを使用して,お互いが正当な相手かどうかを認証する。
- 利用者が設定する秘密鍵と,製品で生成するIV(Initialization Vector)とを連結した数字を基に,データをフレームごとにRC4で暗号化する。
正解 イ問題へ
分野 :テクノロジ系
中分類:セキュリティ
小分類:セキュリティ実装技術
中分類:セキュリティ
小分類:セキュリティ実装技術
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解説
WPA2(Wi-Fi Protected Access 2)は、無線LANのセキュリティプロトコルWPAの脆弱性を改善した次期バージョンです。暗号化アルゴリズムがWEP、WPAで使用されていた脆弱性のある「RC4」からNIST標準の「AES」に変更され、解読攻撃に対する耐性が高められています。
- AHとESPを使用するのはIPsecです。
- 正しい。
- WPA2には、SSL/TLSを使用する規定はありません。
- WPA2における暗号化には128ビット以上のAESが推奨されます。
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