平成26年秋期試験問題 午前Ⅱ 問12
問12解説へ
RSVPの説明として,適切なものはどれか。
- QoSを実現するために,IPパケットに優先度情報を付加することによって,インターネットを流れるトラフィックを制御する。
- オーディオ情報・ビジュアル情報などの連続した情報の発生源を遠隔制御する。
- シーケンス番号とタイムスタンプを付加することによって,リアルタイム情報を伝送するパケット間の時間差を保証する。
- ネットワーク資源の予約を行い,ノード間のマルチメディア情報などのリアルタイム通信を実現する。
正解 エ問題へ
分野 :テクノロジ系
中分類:ネットワーク
小分類:通信プロトコル
中分類:ネットワーク
小分類:通信プロトコル
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解説
RSVP(Resource Reservation Protocol)は、IPネットワークにおける特定の通信に対して優先制御を行い通信品質を確保するためのプロトコルです。RSVPでは、受信ホストから送信ホストに制御パケットを送信することで、品質確保の対象とする通信が経由する全てのルータに対して制御設定を行います。この制御設定をもとにルータがその通信のパケットを識別して処理できる仕組みになっています。
通信品質の確保は、特に音声や動画などのリアルタイム性が重要視される通信サービスで求められています。
通信品質の確保は、特に音声や動画などのリアルタイム性が重要視される通信サービスで求められています。
- Diff-serv機能の説明です。
- RTCP(RTP Control Protocol)の説明です。
- RTP(Real-time Transport Protocol)の説明です。
- 正しい。RSVPの説明です。
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