ルータ障害時の経路について
えんなおさん
(No.1)
平成26年 午後1 問1 設問1(3)
ルータ2の障害時の経路についてですが、
回答では、「ルータ1 -> ルータ3」となっており、ルータ4を経由していません。
ルータ4を経由しないのはなぜでしょうか?
ルータ2の障害時の経路についてですが、
回答では、「ルータ1 -> ルータ3」となっており、ルータ4を経由していません。
ルータ4を経由しないのはなぜでしょうか?
2019.08.16 12:58
わっつさん
(No.2)
>> ルータ4を経由しないのはなぜでしょうか?
VRRPとOSPFは切り離して考えるとわかりやすいと思います。
VRRPはルータに入ってくる通信がVRRPグループのどのルータを選択すべきか決定するもの。
OSFPはルータなどの機器で構成されるネットワーク内のルーティングを決定するもの。
ルータ3と支部1の動画系セグメントが接続されているので別段の設定がない限り,最小コストの経路となります。(動画系のマスタルータであることはOSPF内のルーティングに影響しません)
ただし、支部1の動画系セグメントから本部動画セグメント宛の通信はVRRPのマスタルータであるルータ4がデフォルトGWに設定されているので(OSPFとしてはルータ3にホップさせるとコスト値は最小となりますが)ルータ4が必ず起点となります。
仮に出題の構成で"広域イーサ網2"を経由するコスト値が"40"だった場合は以下の経路となります。
※すべての機器が正常な場合
[本部動画セグメント]→[ルータ2]→[ルータ1]→[ルータ3]→[支社1動画セグメント]
[支社1動画セグメント]→[ルータ4]→[ルータ3]→[ルータ1]→[本部動画セグメント]
2019.08.16 17:05
えんなおさん
(No.3)
わっつさん
丁寧な解説ありがとうございました。
丁寧な解説ありがとうございました。
2019.08.20 12:26
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