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平成21年秋 午後Ⅱ 問3 設問(1)⑥について [0359]

 ゴケモンPOさん(No.1) 
こんばんは。

設問(1)⑥で送信元MACアドレスがL3SWのMACアドレスに書き変えられないことに疑問を持ちました。
送信元/宛先MACアドレスは機器を通過するたびに書き換えられる認識で、⑥であれば送信元MACアドレスはL3SWだと思っていました。
同一NW内の通信ならMACアドレスで転送できるからその間に機器がいてもわざわざ書き換えない、という認識で合っているでしょうか?

よろしくお願いします。
2023.12.13 21:37
納豆のたれさん(No.2) 
>午後Ⅱ 問3 設問(1)⑥
午後Ⅱ 問2 設問3(1)⑥ でしょうか?

だとすれば、IPAの採点講評に下記のような記述があります。

設問 3 は,L3SW の基本的な技術に関するものであったが,正答率は低かった。
L3SW は,ルータではなく,L2SW の機能も持っていることを理解しておいてほしい。

https://www.ipa.go.jp/shiken/mondai-kaiotu/gmcbt8000000f3yi-att/2009h21a_nw_pm2_cmnt.pdf
2023.12.13 22:45
 ゴケモンPOさん(No.3) 
納豆のたれさん

>午後Ⅱ 問2 設問3(1)⑥ でしょうか?
すみません、間違えていました。。そうですね。

返信いただいてありがとうございます。
L3SWがL2の機能を持っていることは知っているのですが、同一NW内の送信元/宛先とは違う別の機器を挟んだ場合に送信元MACアドレスが書き換わるかどうかというのが知りたいです。
2023.12.13 23:17
hisashiさん(No.4) 
NW ゴールドマイスター
横から失礼します。

一般的にL3SWは、L2ポート+SVI或いは、ルーテッドポートという構成になっております。
後者は、今回登場しないため省きます。

MACアドレスの書き換わり有無は、L3SWのポートの先にあるSVIインタフェースを介すかどうかで決まります。

SVIを介す:MACアドレス書き換わりあり
SVIを介さない:MACアドレスの書き換わりなし

異なるセグメント間の通信、フレームの宛先MACアドレスがSVIインターフェースになる場合は、SVIを介すものとお考えていただいて問題ありません。

>同一NW内の通信ならMACアドレスで転送できるからその間に機器がいてもわざわざ書き換えない、という認識で合っているでしょうか?

ご認識のとおりです。
一般的に同一セグメント(同一VLAN)の場合、ARPで宛先の端末のMACアドレスが解決されるためSVIを介さずL2SWの機能で転送されます。

ただし、宛先IPアドレスが同一セグメント内でも、ルーティングのゲートウェイがL3SWに向けられている場合は、MACアドレスの書き換わりが発生することがあります。
例えば、図5の⑨、⑩は、MACアドレスの書き換わりが発生します。
2023.12.14 00:28
納豆のたれさん(No.5) 
No.3によれば「L3SWがL2の機能を持っていることは知っている」とのこと。
知っているのになぜ「送信元MACアドレスが書き換わるかどうか」という質問をするのだろうかと思いました。
そもそも、L3SWがMACアドレスを書き換えない場合があることを理解しているか問うている設問です。
No.1を読み直すと「送信元/宛先MACアドレスは機器を通過するたびに書き換えられる認識」とあります。
これを字句通りに解釈すると、機器がL2SWの場合はMACアドレスを書き換えないということをご存じない(もしくは失念している)のでしょうか?
L2SWはMACアドレスを書き換えないことを理解していないと、No.4を読んでも....
2023.12.14 15:08
 ゴケモンPOさん(No.6) 
hisashiさん

そういう動きになっていたのですね。
とにかく機器を通過するたびに書き換わるものだと思っており、内部のSVIについては意識しておりませんでした。
大変勉強になりました!丁寧に教えていただきありがとうございます。
2023.12.14 15:09
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