令和4年春期試験問題 午前Ⅱ 問23

ある2局間の通信回線のアベイラビリティ(稼働率)は0.9であった。通信回線部分の二重化を行ったところ,アベイラビリティが0.999となった。このとき,新たに設置した通信回線のアベイラビリティは幾らか。

  • 0.990
  • 0.993
  • 0.996
  • 0.999
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分野:テクノロジ系
中分類:システム構成要素
小分類:システムの評価指標
解説
新たに設置した通信回線の稼働率をRとすると、

 0.999=1-(1-0.9)(1-R)

という関係式が成り立ちます。式中の(1-0.9)(1-R)の部分が0.001になればよいので、

 (1-0.9)(1-R)=0.001
 0.1(1-R)=0.001
 0.1-0.1R=0.001
 -0.1R=-0.099
 R=0.99

したがって「ア」が正解です。

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